ホタルイカが発光する理由を説明して行こうと思います。
ここでは発光のメカニズムについてではなく、ホタルイカが発行することでの効果についてお話します。
ホタルイカが光る理由は2つあると考えられています。
「逃げる」「身を隠す」です。
「逃げる」
黒鯛やその他の外敵に発見された時に光を発することにより、目をくらまして逃げることです。
深海には光量が少なく、ホタルイカの発する光でも瞬間的に天敵の視界を奪うことが出来ます。
タコやイカがスミを出すのは知っていると思いますが、深海に住むホタルイカは、光を使って自らの残像を残し逃げる行動に出ると考えられています。
「身を隠す」
光の届く海面近くにいる時に、自らの下部を発光させることで、下から見て陰ができることを防ぐ効果があります。
文章では、説明しづらいので図に表しました。下左図が「発光していない時」下右図が「体を発光している時」を示したものです。

各図の右(白面)を見てもらうと分かると思うのですが、下からホタルイカを見た時に発光していないと影がくっきり見えてしまします。
一方発光していると影が薄くなり見つけにくくなります。
まとめ
ほたるいかは、深海では天敵から逃げるため、海面部では天敵に見つからないために発光すると考えられています。
ホタルイカの発光は、身を守るためだと考えられています。しかし、まだ解明されていない現象が多くはっきりとしたことが分かっていないのが現状です。
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