ほたるいかのゴールデンタイム
ほたるいかは満潮時刻から2時間がゴールデンタイムと考えられています。
潮の流れによって、海水が海岸に向かって流れていきます。
そして、潮の流れが収まってくるのが、満潮から2時間後と言われています。
ほたるいかが潮の流れによって海岸に迫ってきますので、この時間がホタルイカの身投げを見込めるゴールデンタイムとなるわけです。
潮の大きさも重要
満潮時間を見る事でホタルイカが出てくる時間が分かります。
潮の大きさは、太陽と月の引力が地球に影響を及ぼすことによって変化します。
太陽、月、地球が一直線並ぶときに大潮となります。大潮の周期は15日に一回で起き、新月と満月を繰り返します。
満潮というのは、地球の遠心力や月・太陽の引力によって、海水が引き寄せられる現象です。
干潮時から満潮時に掛けて海から陸へ海水が押し寄せるということになります。
この潮の動きによって、ホタルイカが沿岸に来ると考えられます。

1周期で現れる5つの潮
潮の大きさは、大潮 ・ 中潮 ・ 小潮 ・ 若潮 ・ 長潮の5つに分かれています。各潮の状態を以下に示します。
- 大潮 : 海水面の干満の差が大きい状態のこと
- 中潮 : 潮の干満が大潮と小潮の中間の状態であること
- 小潮 : 海水面の干満の差が小さい状態のこと
- 長潮 : 干満の差が一段と小さくなり、潮の変化が緩やかでダラダラと長い状態のこと
- 若潮 : 長潮を過ぎ、干満の差が再び大きくなっていくこと。潮が若返るということで、長潮の翌日を若潮と言う。
5つの種類の潮でホタルイカが取れる確率が高いのは、
大潮→中潮→若潮→小潮→長潮
であると考えられる。
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